WiMAXの「802_11ac」とはいったいなに?

WiMAXの「802_11ac」とはいったいなに?

「WiMAX」というのは、専門的な言葉で言うと「IEEE 802.16-2004」という、無線通信の標準規格の一つです。無線LANには、周波数帯や伝送速度などが異なる数多くの規格が定められています。ですが、普段パソコンやゲームで無線通信を行っている時には、その違いを意識することはほとんどないでしょう。

 

実は、この無線通信の標準規格として近年策定された「IEEE 802.11ac」(以下「802.11ac」)が、それまでのものとは格段に違うことで注目されています。

802.11acは5つめの標準規格

「802.11ac」は、2009年に規格化された「IEEE 802.11n」の後継となる規格です。2014年1月に正式に標準規格として策定されました。これまで広く使われている無線LANの標準規格には、「802.11a」「802.11b」「802.11g」「802.11n」の4つがあり、「802.11ac」は5つめ(第5世代)にあたります。なお、これらの規格はIEEE(米国電気電子学会)が策定したものです。

通信速度は前世代の規格の10倍以上!

「802.11ac」を含む5つの規格は、それぞれ通信速度や周波数帯、二次変調方式など性質が異なります。その中でも、「802.11ac」が他の4つと大きく違う、最大の特徴は「通信速度」です。

 

「802.11a」や「802.11g」が最大54Mbps、これまで最も速かった「802.11n」で最大65M〜600Mbpsであったのに対して、「802.11ac」は実に10倍以上の、最大867Mbps〜6.93Gbpsという通信速度(いずれも理論値)です。

 

「802.11ac」が、これほどの高速化を実現できたのには、大きく3つの理由があります。

「マルチユーザMIMO」に対応

「802.11n」でも採用されていた、複数のアンテナを組み合わせてデータ送受信の帯域を広げる技術「MIMO」(Multiple Input Multiple Output)を強化。さらに1基のアンテナから同時に複数の端末と通信できる「マルチユーザMIMO」が採用され、電波の利用効率が向上しました。

周波数帯域の拡張

周波数帯域が「802.11n」の4倍(最高160MHz幅)まで利用可になりました。帯域幅が増えると情報の通り道が広くなり、一定時間に送受信できるデータ量が増えます。

変調方式の改善

データを送受信する時の「変調方式」(情報の性質に応じて最適な電気信号に変換する方式)が改善されました。1つの信号により多くの情報を乗せることができます。

対応機器は多くなく、今後に期待

現時点では「802.11ac」に標準対応している製品は多くありません。また「802.11ac」の高速かつ安定した無線通信を行うためには、親機・端末ともに「802.11ac」に対応している必要があります。とはいえ今後の無線通信規格のスタンダードとなっていくことは確実ですので、これから無線LANを始めようという方は「802.11ac」対応のものを選ぶと良いと思います。

 

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